ジャンプスタートダッシュ漫画賞

第7回ジャンプスタートダッシュ漫画賞


物語冒頭部分の3〜7ページで応募可能!

必要なのは物語の最初の部分だけ!心を掴むアイデアをぶつけよう!

トップ評価の1作品はトップランナー賞として少年ジャンプ本誌掲載!

トップ評価の1作品は、憧れのあの作品や作家さんに混じって少年ジャンプ本誌に掲載されるぞ!その他の受賞作も増刊に掲載!

準入選以上の作品は松井先生が続きを考案!!

準入選以上の作品には、松井先生がその冒頭の続きをアドバイス会で考案してくれる!

各種投稿スタイルに対応!!

アナログ、デジタル、Twitterの各種投稿スタイルに対応!

豪華賞金ゲット!さらに18歳以下は賞金倍増ボーナス!

入選30万円、準入選15万円、佳作5万円と賞金も豪華。さらに投稿時に18歳以下であれば賞金も倍増に!

各賞&賞金


入選

賞金30万円 +本誌に掲載


準入選

賞金15万円 +本誌に掲載


佳作

賞金5万円 +本誌に掲載


最終候補

賞金1万円

※最も評価の高かった1作品はトップランナー賞として、本誌に掲載

※上のいずれの賞でも投稿時18歳以下なら賞金倍増ボーナス

※賞金は発表後2か月以内に現金で郵送、もしくはご指定の口座に振り込みます

第7回審査員


松井優征先生

松井優征先生

『逃げ上手の若君』 『暗殺教室』


松井優征先生からコメントが到着したぞ!!

過去三作どれも長期連載させて頂いていますが、その原動力は間違いなく一話の書き出しです。書き出しさえちゃんとする事を覚えれば、読み切りから長期連載まで全てにおいて役立ちます。それを強く意識するきっかけとして、トレーニングとして、スタートダッシュ漫画賞はいかがでしょうか。 おそらく世界一時間コストの少ない漫画賞なので、フルサイズ読み切りを考える合間に作ることもできます。これはという読者の興味を惹きつける書き出しを楽しみにしています!

松井優征先生から今までのコメントだ!!


第1回募集時に松井優征先生が回答したQ&Aを掲載中!

Q:『暗殺教室』の1話目冒頭のインパクトあるシーンは、どのように思いつきましたか?(「ひらめき教室」にて、そのシーンから作品を思いついたと書かれていましたが、もし思いついた経緯があれば教えてください。)

こればっかりは「思い付き」で、突然頭の中に浮かんだものです。ただ、読み切りであっても連載であっても、早い段階で読者の目を引き付けることは不可欠だと思っていたので、運よくそれに該当する場面が思い付いたこの瞬間からこのパッケージでお話を描いてみようという企画がスタートしました。そういう意味でも、この作品は「描きだしがほぼ全て」と言えると思います。

Q:どのようにつかみのあるアイデアの源泉を得ていますか?例えば、参考にしている作品や習慣としていることはありますか?

自分の場合は、気負ってネタを探して上手く行った事は今のところありません。日常を普段通りに過ごして、自然体でネタが降りてくるのを待つやり方で過去二作を作りました。ただ、「いいネタが通り過ぎたら絶対に逃がさないようにしよう」と待ち構える姿勢だけは、日常から持ち続けるように意識しています。

Q:殺せんせーやネウロのような、インパクトのあるキャラクター性(性格・気質・能力設定)はどう考えていますか?

[A1.]で言ったような、ストーリー上、世界観上で重要な場面がまず浮かぶ事が多いです。それに合わせて、例えばその世界観で最も力を発揮できるキャラはどういう形かを考えると、自然とキャラ像が形作られていく事が多いです。

Q:どのようにつかみのあるアイデアの源泉を得ていますか?例えば、参考にしている作品や習慣としていることはありますか?

自分の場合は、気負ってネタを探して上手く行った事は今のところありません。日常を普段通りに過ごして、自然体でネタが降りてくるのを待つやり方で過去二作を作りました。ただ、「いいネタが通り過ぎたら絶対に逃がさないようにしよう」と待ち構える姿勢だけは、日常から持ち続けるように意識しています。

Q:見た目にインパクトのあるキャラクターデザインはどう考えていますか?

あまり見た目重視でキャラを作った事は無いし、それで上手く行った事もありません。殺せんせーの場合は、設定上、倫理上も人間にやらせてはいけない立ち位置のキャラだったので、、自然と人間から最も離れたフォルムを選択していました。

Q:松井先生の好きな、冒頭から掴みのある、インパクト抜群な作品はありますか?(漫画に限らず、映画や小説など、他ジャンルでも問題ありませんが、中に集英社の作品があると、実例として絵を掲載しやすいです)

「ファイアスノーの風」という昔のジャンプの連載作品で、主人公の初登場シーンが、ヒロインが水を飲むすぐ上流でキラキラと立ちションをするシーンでした。「初手でインパクトを残す」という一点においてこれほどのシーンもなかなか無く、この質問が出た時点ですぐにこの作品が思い浮かんだほど、この作品を知っている人の中には絶大な印象を残しているのではないでしょうか。

Q:新人時代からインパクト重視の漫画を描かれていましたか?その際気を付けていたこと、編集者から言われて印象に残ったアドバイスなどあれば教えて下さい。

最初の頃は平坦な導入の漫画ばかり描いていたと思います。ですがそれで結果が出ず追い込まれた時、残された手はインパクト勝負しかありませんでした。自分には、絵の上手さなどで読者を引きつける事は出来なかったので、とにかくインパクトで引き付ける事、引き付けるポイントを一つでも多く作る事を意識するようになりました。特に新人時代は、読者の目がまだ離れない「2ページ目」までに引き付ける事を強く意識しました。まさに、この賞でいう「描き出し」の部分です。結果として、「描き出し」を強く意識する事こそが、自分にとっての連載の近道となったのは間違いありません。

Q:最後に投稿者の皆さんに、こういった作品が読みたい!もしくは、これだけはやめておこう!というアドバイスがありましたら教えてください。

真にインパクトのある描きだしを描こうとするには、頭のネジを一本外すような、ギャグ漫画を描くのに近いパワフルな姿勢が必要だと思います。ストーリー、世界観、設定、キャラ、絵……短いページの中でスポットを当てるのはどこでも構いません。「この漫画、最後まで見てみたくね?」という読者への問いかけだけを胸に、僕の想像の斜め上を遥かに上回るような爆発力を持つ力作を期待しています!

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第2回募集時に松井優征先生が回答したQ&Aを掲載中!

Q:第1回目の審査をした、率直なご感想をお願いします。

受賞者さんと話をして多かったのが、「終わりまで仕上げる決意がなかったけどこの賞なら自分でも出せると思って応募した」という応募動機でした。普通ならジャンプに来ない経歴の作家さんもいて、そういう人たちの受け皿になれただけでもこの賞をやった意義があり、嬉しかったです。また当初の目論見通り、新人さんの漫画力を図るだけが目的なら、たった数ページでも十分だともわかったのも収穫でした。

Q:第2回目の応募者に、松井先生が求めることを教えてください!

第1回の傾向から考えると、「こっから先何も考えてないから誰か考えて」という作品より「ざっくりしか決まってないけどこういう展開がやりたい」という意思が見える作品の方が高評価になりやすいです。また、文章ではなく「絵で」作品を説明できなければ、インパクトある描き出しにするのは難しいです。ほんの数ページなので下手でもいいから気合を入れて、意気込みがビンビンに伝わるような力作を作ってください!!

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第3回募集時に松井優征先生から寄せられたコメントを掲載中!

Q:1,2回目の審査を経て改めて、どんな作品を本賞に求めますか?

手軽に気軽に描かれた作品でも勿論構いませんし、それが出せるのもこの賞の良い所ですが、高得点を狙うのであればやはり、短い中にも沢山の工夫を詰め込むべきだと思います。具体的には、

 

 ①読者をひきつけるアイディア、ツカミがある

 ②設定やキャラなどの情報を簡潔に説明できる構成力がある事

 ③読者が続きを読みたくなるようなヒキがある事

 

この三点を少ないページの中で満点クリアできる人は、読み切りでも連載でもほぼ確実に面白い漫画が描けると思います。

Q:投稿者へ、本賞へ投稿するメリットも含めて、激励の言葉をお願いします!

応募者にとってのこの賞の最大の魅力は、「少ない労力で自分の実力、センスの大半を編集部に伝えられる事」だと思います。「わずか数ページでわかるものか」と思われるかも知れませんが、漫画に長く携わった人間であればその判断が出来ると、過去二回の中で半ば確信しました。
「自分に実力はあると思うがフルで描く根気や覚悟が無い」という方は世に沢山いると思います。そんな方も、一度こういった賞で評価を受ければ何かが大きく変わるかもしれません。漫画家人生のスタートダッシュに、入口は手軽で奥は深いこの賞を選んでみてはいかがでしょうか。

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第4回募集時に松井優征先生から寄せられたコメントを掲載中!

第3回までの審査を経て、どのような作品を本賞に求めますか?

全3回通して、あまり深く考えずに描いた、という作品にはあまり興味を惹かれませんでした。僅かなペジで良いという唯一無二の賞なので、そのぶんその数ページを何度も見直し、無駄を徹底的に省き、長所を徹底的に伸ばす。そのように試行錯誤を何度も繰り返した形跡のある作品にこそ、濡れ手で粟の大金を持って行って頂きたいです。

投稿者へ、激励の言葉をお願いします!

3日で1pを描き、計3pで大賞を取ったとすると、日給にして(最大)6万円。バイトと比べて恐ろしく美味しい賞です。これだけの日給を1日で稼ぐにはどれほどの努力やリスクを踏まえなければならないか?そんな気持ちで、1p1pに命を賭けて制作してみてください。何も考えないで良いように見えて考えれば考えるほど結果になる賞なので、熟考の片鱗が見える作品を楽しみにしています!

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第5回募集時に松井優征先生から寄せられたコメントを掲載中!

「一話目が無料で読める!」などのサービスが当たり前になった昨今、以前にもまして漫画の描き出しの重要度が高まっています。「この漫画はどんなお話なのか」「売りは何なのか」そういった要素を一目見ただけで伝えられるように意識するトレーニングは、皆様の将来のためにもいまのうちからやっておいて損はありません。だらだらとした描き出しではなく、スタートダッシュの名の通りコンパクトで瞬発力のある冒頭シーンが望ましいです。具体的にどのように盛り上げ、どのようにまとめるかなど、固まっていない部分は僕がお手伝いしますので、とにかく「すごそう!続きが読みたい!」と思わせる描き出しを期待しています。

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第6回募集時に松井優征先生から寄せられたコメントを掲載中!

早いものでこの賞も六回目、そのたびに新鮮な刺激やチャレンジの作品を読め、自分勝手に話の先を考えさせてもらったりアドバイスさせて頂くのは楽しいです。「漫画の勝負は最初の数ページを面白く読ませられるかで決まる」これは第一回が始まった時から本賞の変わらぬ理念です。今回も読者をビックリさせる、引き込むなど、冒頭でがっちり読者の心を掴む気合の入った描き出しを楽しみにしています。細かい組み立ては受賞してから一緒に考えましょう!

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今までの”マンガのつかみ”講座をwebでも一挙公開!


編集者による解説も公開!

『逃げ上手の若君』の冒頭3ページは短いページに学び取れることがいっぱい!ここでは編集者目線で解説するぞ。

1~3コマ目で「武士とはこういうものだ」と説明した上で、直後に主人公の時行に「逃げよう!!」と言わせている。普通の人間にはできない真逆の言動を見せて、主人公の価値を上げているぞ。また5コマ目で、ナレーションの活用もしている。
ナレーションはいわば「神の声」と言えるので、それが嘘をつくことは一部の特殊な作品を除いてほとんどない。「この作品において、これは絶対である」ということを示す時にナレーションは有効だぞ。

ページ右側にいる追いかけてくる武士を、鬼ごっこでもしているかのように笑顔でかわす時行。これも主人公の価値を上げる演出となっているぞ。
さらに、現実ではありえない翼を生やすことにより、「このキャラクターはすごい存在である」と視覚的に思わせるデザインにしているのだ。


このように、一つ一つのコマに意味を持たせることで、たった3ページでも強烈に読者の心を掴む作りになっている。短いページでも、様々なアイデアを盛り込むことができるのだ。ぜひ参考にしてみよう!

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応募要項E N T R Y

応募のきまり


締切

2024年6月30日(日)

※WEB投稿は6月30日(日)23時59分までの受付が審査対象です。

応募資格

プロ・アマを問わず応募を受け付けています。

※投稿は未発表作品に限ります。

結果発表日

8月下旬発売(予定)号

原稿枚数

3ページ以上から7ページ以内 左側のページから始まるように描いてください。

応募上の注意

※応募作品の著作権は投稿者に帰属します。応募作品ジャンプスタートダッシュ漫画賞を受賞した場合は、作品の出版・公衆送信及び二次的利用(著作権法第27条及び第28条に規定する権利を含む)にかかる権利は、集英社が独占的な許諾を受けるものとします。

※原稿返却を希望する方は、応募封筒の表に「返却希望」と赤字で大きく書き、自分の郵便番号・住所・氏名を記入した返信用の封筒を、切手が貼られた状態で同封してください。原稿はコピーをとっておくことをお勧めします。

※ご応募いただいた作品は、応募期間中(ご応募されてから、結果発表ページが掲載されるまで)は、他誌・他サービスの新人賞などに応募することをお控えください。

アナログ原稿

画像のような、『漫画用原稿用紙B4サイズ』(文房具屋、通販で入手可能)を使用してください。くわしくは漫画原稿用紙の使い方をご参照ください。

デジタル原稿

アナログ原稿の版面に準じます。データ形式はレイヤー統合済みPSDまたはTIFF、解像度はモノクロ2値600dpi以上(推奨)としてください。
デジタル原稿の郵送応募も可能です。その場合は、データを記録したメディア(CD、USBメモリのみ)と出力見本を同封してください。
くわしくは「漫画原稿用紙の使い方」をご参照ください。

投稿見本

百田先生はその後、「カクレミ」で第22回新世界漫画賞入選も受賞!!

『ギゴク』

第1回ジャンプスタートダッシュ漫画賞準入選&U18賞受賞作 百田稜助

『ギゴク』

投稿見本を見る

原稿の基本的な使い方をチェック!

漫画投稿に際して、トレーシングぺーパーの作り方など是非投稿前にやっておいて欲しいことをまとめました。

トレーシングペーパーの使い方

ベタ・トーン部分の上にセリフやモノローグを入れる時はトレーシングペーパーを使用してください。
付箋やメンディングテープの上から描かないようお願いします。
トレーシングペーパーは原稿の上からかけて、入れたい場所の上に鉛筆で字を書きます。トレーシングペーパーはテープで止めましょう。この時絵を描いた原稿のおもて面に直接貼ると、原稿が破れたり、ベタ・トーンがとれることがあります。
端を折り返して原稿のうら面でとめてください。
また小さく細切れにして貼るととれてしまうので、原稿用紙の上から大きめに切って貼りましょう。

ノドのとりかた

本を綴じている背表紙側のことをノド側、本を開く側のことを小口側と呼びます。雑誌をみればわかる通り、ノド側は綴じるために原稿が巻き込まれてしまいます。右ページならば左側、左ページならば右側がノド側になります。ノド側には絵が入らないよう3cm程度空けるなどして原稿用紙を使用してください。

ノンブルとは

ノンブルとはP数(ページ数)のことを表します。 予めノンブルを振って右ページ、 左ページを把握しておきましょう。さらに、ジャンプの漫画は基本的に左Pから始まり、左Pに 終わるので極力準拠してください。P数はストーリー漫画、ギャグ漫画ともにP幅をとっていますが、 左Pに始まり左Pに終わると奇数Pになるので、奇数Pで書くことにも慣れておくと良いでしょう。

見開きの描き方

見開きを描くときは原稿用紙を2枚並べたうえで、右ページの左側断ち切り、左ページの右側 断ち切り線を切って裏からメンディングテープなどで貼り付けます。つながった断ち切り線が絵を描く範囲。顔やセリフが、貼り合わせた部分にこないように気をつけましょう。貼り合わせた部分が見開きのノドになるため、セリフや顔が巻き込まれて製本された際に違和感がでてしまいます。

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応募方法


WEBで投稿

@jump_mangashoのTwitterアカウントをフォローし「#スタートダッシュ漫画賞」とタグを付け、原稿画像をアップしよう!

  • 「@jump_mangasho」へのフォローは維持ください。受賞時など、TwitterのDMにてご連絡いたします。
  • 鍵付アカウントからの投稿は無効となります。
  • Twitterの仕様上、一度の投稿でアップロードできるのは最大4枚までです。5枚以上を投稿する場合は、分割投稿をお願いいたします。
  • 投稿時には、画像自体にノンブル(ページ数)を記載いただくか、投稿時のテキストで、ハッシュタグ以外に、下記のように記載いただくようお願いします 例) 同作品の1回目:「1/2」「①」「P1~4」 同作品の2回目:「2/2」「②」「P5~7」など

WEBで投稿

下記のボタンから専用フォームにアクセスして応募!

  • 提出ファイルのサイズ上限は200MBです。
  • 提出の際にはTIFF、PSDなど画像をフォルダ分けせずに zip圧縮してください。
  • ファイル名は「(作品タイトルの半角英数字).zip」など正式タイトルが わかりやすいものにしてください。
  • 各画像ファイル名は「001.jpg」など掲載順がわかるものにしてください。

募集終了しました

郵送で投稿

〒101-8050 東京都千代田区一ツ橋 2-5-10
集英社 週刊「少年ジャンプ」編集部
「ジャンプスタートダッシュ漫画賞」係

※原稿の最終ページの裏に、住所・氏名・年齢・電話番号を必ず明記してください。

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