第2回学校課題投稿漫画賞:結果発表

 

編集部が審査した
『第2回学校課題投稿漫画賞』の
結果発表です!
なんと今回は初の準入選が1本、
佳作が3本、努力賞が6本、最終候補が3本出ました!

※学校課題投稿漫画賞についてくわしくはこちら

超新星登場!!
準入選に選ばれた1作はこちら!!

+本誌もしくは増刊に掲載


「JKヤクザ金之助」

外園暁

編集部コメント

短いページ数の中でも序盤からテンポよく無駄なくキャラ立てをすることができていました。また勢いのあるアクションシーンも描けており、総合的なレベルの高さを感じる作品となっていました。次回作がとても楽しみです。

次代のニュースター発掘!!
佳作に選ばれた3作はこちら!!


「愛とか恋に理由はない」

幡上陽哉

編集部コメント

高校生のセリフをリアリティ高く描けており、可愛らしい絵柄と相まって好感度が高かったです。一方で物語の展開やキャラクターなど固有の魅力が足りず、パンチが足りない印象があったところが惜しかったです。


「出でよ、歌声!」

小山杏

編集部コメント

ヒロインの表情の表現方法が多彩であり、キャラクターの感情が言葉を介せずとも伝わるパワーがありました。しかし、作中の主人公の変化を説得力を持って描くことができておらず、勿体なかったです。


「宇宙人の恋人」

伊藤颯真

編集部コメント

ヒロインのために頑張る主人公の話がテンポよく描かれており、非常に読みやすい作品でした。しかし、ヒロインの行動原理や感情が理解することが難しく、感情移入しづらい印象を受けました。

才能の原石!!
努力賞6作品はこちら!!


「桃のいちばん」

小津名

編集部コメント

ヤクザでブラコンの妹、というキャラクターの設定はキャッチーで面白かったです。一方で、そのキャラクターの面白さや魅力を引き出しきれていなかったので、それらを上手く引き出せるシチュエーションを作りこんでみてください。

「きみに笑ってほしいだけ」

水縹純

編集部コメント

綺麗な線で描かれるキャラクターの絵と表情に魅力を感じました。物語に登場する子どもの好感度があまり高くなく、主人公が子どもを救う場面のカタルシスを弱めてしまっていたのが残念でした。

「黒ひまわり」

根本純太

編集部コメント

怪異のアイデアと不気味さを演出する余韻の作り方が評価できました。唐突に怪異が襲い、キャラクター達が恐怖する感情があまり描かれていなかったので、恐怖感が読み手に伝わりづらくなっている点がもったいなかったです。

「宇宙一美味しいトンカツ」

苑田海月

編集部コメント

短いページ数の中でキャラクター達の感情を引き出すドラマを構成しており、良かったです。ヒロインが亡くなっていたという仕掛けが上手くミスリードしきれておらず、予想しやすかった点が残念でした。

「オタクJKの日常」

西丘珠

編集部コメント

2ページという少ないページ数の中に、これでもかというほど可愛らしい女の子の絵が詰め込まれており、読者を楽しませる意識の高さを感じました。より厚みのある物語を描くことに挑戦してみてください。

「粛清☆シスターさん」

手羽ユーイチ

編集部コメント

シスターの嗜虐的な表情をよく描けていると思います。また、描くのが難しいアングルを使って画面に変化をつけようとしている点も良かったです。全体的に読みづらいコマ割りになっているので注意してみてください。

 

受賞まであと一歩!!
最終候補3作品はこちら!!


「トリップ」

宇藤明真

「ギャルリボルバー」

成藤龍助

「ピーチ!」

橙楓

 

総評

初めての準入選が輩出された大豊作の回でした。準入選を受賞した「JKヤクザ金之助」は目を見張るアクションシーンの作り込みが評価されました。佳作を受賞した3作品、「愛とか恋に理由はない」ではキャラクターを、「出でよ、歌声」では豊かな表情描写が、「宇宙人の恋人」では読みやすいネーム構成が、それぞれ評価されました。努力賞を受賞した作品も個々の作家の持ち味が発揮されていました。作家としての自分の武器は何かを分析し、その武器を使って読者を楽しませようとする企みに満ちた作品を次回以降も期待しています。もし自分の武器が何かわからないなら、一度、週刊少年ジャンプ編集部に持ち込みにきてください。きっと、あなたの武器を見つける手助けができると思います。

第3回学校課題投稿漫画賞開催決定!!
応募締切は2025年3月31日(月)予定‼︎
詳細は決まり次第
ジャンプ漫画賞公式アカウント(@jump_mangasho)より告知!!

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